Nui Munのお話をすこし。
こんにちは。
角萬漆器の前泊です。
朝晩の吹き抜ける風が涼しく感じられるようになり
ちょっぴり過ごしやすくなってきましたね。
といっても、
まだまだ日中の日差しはギラギラしておりますが。
さて、本日はNui Munのお話をすこし。
空の青を映し、水平線へと続く鮮やかな青い海。
世界に誇れる美しい海は沖縄の宝でもあります。
そんな沖縄の海の色をイメージしているNui Munのblue。
blueは、今でこそ安定しておりますが気温や湿度のちょっとした変化でも発色の仕方が違うそう。
何度も何度も色の調整をし、試行錯誤を繰り返しながら
現在の鮮やかな角萬のblueが誕生したのです。
毎日の湿度の加減を管理することは大変ですが、
それをすることにより、漆独特のにぶい地肌があざやかに仕上がります。
角萬漆器の昔から伝わる塗りの技法は変えず
Nui Munのアクセサリーにも同じ工程を施しています。
Nuiの多面シリーズは、小豆よりも小さいパーツもあるため
本当に細かくてこれは職人の手仕事が生かされているなと作業風景をついつい見入ってしまうほど。
ー日常生活の中でさりげなく身につけられる漆をー
角萬漆器の歴史と職人の想いがぎゅっと凝縮されたNui Mun。
ぜひお手に取ってご覧ください。
皆様のお越しを心よりお待ちいたしております。