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「日本漆山脈forever」無事終了

「日本漆山脈forever」無事終了

2019年11月6日(水)~11日(月)、6日間の
「日本漆山脈forever」が昨日、無事終了いたしました。

お越し下さった皆様、お買上げ下さった皆様、
本当にありがとうございました。

今日は満月だそうです。
満ちると後は欠けるだけ。そしてまた満ちていく。

私のおばあちゃんは明治生まれ。
もう亡くなって長い時間が経ちますが、おばあちゃんは明治、大正、昭和を生きました。
そして昭和生まれの私は今、昭和、平成、令和の三つの時代を生きている。

漆のうつわは、確かに一度に支払う金額は、焼き物、ガラスに比べると高いです。
けれど、漆のうつわは三つの時代どころか、孫子の代のその先まで、落として欠けたり、はげたりしたら修理しながらずっと使い続けることができます。それを考えると決して高い買い物ではない。

何十年か先「このお茶碗はね、おばあちゃんが子どもの頃から使っていたものなのよ」と話しながら、使ってくれる誰かがいるかもしれないのです。
けれど、長い目で見れば高いものではないと言うことはとても伝わりづらいです。

炒め物やパスタを盛っても大丈夫ということも本当に伝わりづらい。
電子レンジと食洗器が使えないだけで、他のうつわと同じように使ってもらって大丈夫、そして熱伝導率が低いので、温かいものは温かいまま、冷たいものは冷たいまま保存できるという漆ならではの利点が文字情報として伝わっても、実際にそのような使い方をして下さるまでに本当に時間がかかってしまうのです。

焼き物、ガラスはどこの家庭にもあるものだと思います。そこに漆をプラスすることで暮らしは格段に豊かに楽しくなる。私たちはそう信じています。
今回の漆山脈は素材としての漆に着目した展示でした。

漆の木を植える人、掻く人、それを精製して塗師に提供する人、塗師を育てる人のお話もお伺いすることができました。

平日午前中のイベントであったにも関わらず、たくさんの方にお越し頂き、私たちにはこの気持ちを表す感謝のことばがありません。
着物を着ることや筆で字を書くことのように、文化として残るだけでなく、毎日使う日常品として漆を残したい。そのためには、より多くの方に使い支えて頂くことが必須です。

なので、バンバン毎日漆のうつわを使って頂きたいです!

今回、日本漆山脈でお買い求めいただいたものは、すべて修理ができるものです(毎回、修理のご相談もお伺いするのですが、基本的に修理はつくった人がするもの。つくった過程を知っている人が修理をするのが一番なのです)。

つくり手から直接お買い求めいただくことの利点のひとつでもあります。

キレイなままで飾っておくうつわとしてでなく、毎日の暮らしの寄り添ううつわ、漆ならではの特長を生かした使い方を是非体得して下さい!

みなさま、漆のある豊かな暮らしを、これからもよろしくお願いいたします。
漆っていいなって思われたら、是非、その魅力を身近な方々と共有して下さい。

2015年より日本漆山脈を応援して下さり、誠にありがとうございました。